お知らせNews

Newsお知らせ

第二十四回 宇髙青蘭能之会 宇髙通成七回忌追善 The 24th Udaka Seiran Noh no Kai - A Memorial Performance Dedicated to the Seventh Anniversary of the Passing of Michishige Udaka -

第二十四回宇髙青蘭能之会チラシファイル

第二十四回 宇髙青蘭能之会 

詳細ページはこちら
https://teket.jp/1133/71940

日時 令和8年9月27日(日)  午後2時開演(午後1時開場)
場所 金剛能楽堂

番組

ご挨拶 宇髙姉弟

舞囃子「熊野」

 シ テ 宇髙徳成

 笛   鈴木麻里

 小 鼓 曽和鼓堂

 大 鼓 谷口正壽

 地 謡 松野恭憲 豊嶋晃嗣 山田伊純 惣明貞助 湯川稜

狂言「鬼瓦」

 大 名  茂山逸平

 太郎冠者 鈴木実

 後 見  井口竜也

 (休憩30分)

能「山姥」

 シ テ 宇髙竜成

 ツ レ 向井弘記

 ワ キ 小林 努    

 間狂言 茂山逸平

 笛   杉 市和

 小 鼓 曽和鼓堂

 大 鼓 谷口正壽

 太鼓 前川光長

 地 謡 今井清隆 種田道一 金剛龍謹 廣田泰能 
     今井克紀 豊嶋晃嗣 宇髙徳成 重本昌也

 後 見 金剛永謹 廣田幸稔 豊嶋幸洋

 (終了予定 午後五時頃)

【解 説】

熊野(ゆや)

平宗盛に寵愛された女性・熊野は、遠江国池田宿の遊女でありながら、和歌にも優れた才色兼備の女性として知られています。

熊野は、病に伏す老母を見舞うため故郷へ帰りたいと願いますが、宗盛はそれを許しません。折しも春爛漫の清水寺への花見に同行することとなり、熊野は満開の桜を前にしても母を思う気持ちに心を曇らせていました。

花見の宴において、宗盛は熊野に舞を命じます。しかし熊野の心は、病床の母を案じる思いで満たされていました。舞の後、熊野は「いかにせん 都の春も惜しけれど 馴れし東の 花や散るらん」と詠みます。都の春の美しさを惜しみながらも、故郷に残した母を思う切なる心が込められたこの和歌に、宗盛は深く心を動かされ、ついに帰郷を許します。熊野は喜びながら都を後にし、故郷へと急ぐのでした。(今回は舞囃子で上演いたします。)

山姥(やまんば)

都で「百魔山姥」と呼ばれた遊女が、親の十三回忌の追善のため善光寺へ向かいます。越中・越後の国境にある境川に着き、地元の人の案内で険しい上路越を進みますが、山中で俄かに日が暮れ、行き暮れてしまいます。

すると一人の女が現れ、「宿を貸しましょう」と遊女を庵へ案内します。女は自らを山姥と明かし、「世に伝わる山姥の曲舞を謡い、私を輪廻の苦しみから救ってほしい」と頼みます。

遊女が驚きながらも曲舞を謡おうとすると、山姥は「月の出る頃になれば、真の姿を現して舞をお見せしましょう」と言い残して姿を消します。

やがて月が昇ると、山姥は鬼女の姿となって現れ、遊女の謡う曲舞に合わせて舞います。そして山々を巡り歩く山姥の世界を示した後、名残を惜しみながら別れを告げ、山また山を駆け巡って、行方知れずとなります。

 

【ご挨拶】

 平素より宇髙姉弟の活動に格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。 昨年九月に催しました「第二十三回 宇髙青蘭能之会」には、多くの皆様にご来臨賜り、厚く御礼申し上げます。本年は、宇髙青蘭能之会を創設いたしました父・通成の七回忌にあたります。 追善の思いを込め、舞囃子「熊野」を徳成が、能「山姥」を竜成が勤め、長子の景子は今年も能に使用する能面制作を担当させていただきます。 また、ロビーには父の在りし日の姿を収めた写真を展示し、皆様とともにその面影を偲ぶひとときを設けております。

こうして追善の舞台を相勤めることができますのも、ひとえに皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 本年も皆様の心に残る舞台となりますよう、なお一層精進を重ねて参る所存です。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

                    宇髙姉弟

【プロフィール】

宇高姉弟

金剛流能楽師・宇髙通成の長女・景子(能面師)、長男・竜成(能楽師)、次男・徳成(能楽師)の三姉弟。能楽師であり能面師でもあった父の影響を色濃く受け、幼少の頃から能楽の世界に身を置く。景子は能面師として活動の傍ら、世界的に有名なゲーム「Apex Legends」やファッションブランドmiu miuとコラボレーションする等、国内外のメディアに登場し、本年は祇園祭「綾傘鉾」の御神面の複製を手掛けるなど様々な挑戦を続けている。竜成は自身の会「竜成の会」を主宰し、Youtubeチャンネルを運営、海外アーティストとの交流を深めたりして幅広い活動をしている。徳成は宇髙家の能楽師としてのルーツである愛媛県松山市での普及活動に務め、新作能の創作にも挑戦している。また映画俳優への演技指導など多岐に渡る活動をしている。本公演をはじめ、竜成・徳成の能楽師が舞台で使用する能面を、景子が制作するという挑戦を続けている。

 

主催 松山景雲会
共催 竜成の会
能面 宇髙景子
制作 竜成の会事務局
後援 京都市 KBS京都 京都市芸術文化協会

#能楽 #公演 #能面 #宇髙景子 #宇髙竜成 #宇髙徳成

The 24th Utaka Seiran Noh Performance

Details & Tickets

https://teket.jp/1133/71940

Date & Time: Sunday, September 27, 2026
Performance begins at 2:00 PM (Doors open at 1:00 PM)

Venue: Kongo Noh Theater, Kyoto


Program

Opening Remarks

The Udaka Siblings


Mai-Bayashi (Dance with Hayashi Ensemble)

Yuya

(熊野)

Shite: Norishige Udaka
Flute: Mari Suzuki
Ko-tsuzumi: Kodō Sowa
Ō-tsuzumi: Masatoshi Taniguchi

Jiutai (Chorus):
Yasunori Matsuno, Kōji Teshima, Isumi Yamada, Tadasuke Sōmyō, Ryō Yukawa


Kyogen

Oni-gawara

(鬼瓦)

Daimyo: Ippei Shigeyama
Tarō Kaja: Minoru Suzuki
Kōken: Tatsuya Iguchi


Intermission (30 minutes)


Noh

Yamanba

(山姥)

Shite: Tatsushige Udaka

Tsure: Hiroki Mukai

Waki: Tsutomu Kobayashi

Waki-tsure: Tomoya Hōsyō

Ai-Kyogen: Ippei Shigeyama

Flute: Ichikazu Sugi

Ko-tsuzumi: Kodō Sowa

Ō-tsuzumi: Masatoshi Taniguchi

Taiko: Mitsunaga Maekawa

Jiutai (Chorus):
Kiyotaka Imai, Michikazu Taneda, Tatsunori Kongō, Yasuyoshi Hirota, Katsunori Imai, Kōji Teshima, Norishige Udaka, Masaya Shigemoto

Kōken (Stage Attendants):
Hisanori Kongō, Yukitoshi Hirota, Yukihiro Teshima

Estimated Ending Time: Around 5:00 PM

mail

公演について・お稽古について・その他
各種お問い合わせはこちら
For inquiries about performances, lessons, or other matters,
click the button below.