ご挨拶

 
昨年から新型コロナウイルスの感染拡大によって、皆様も日々緊張感の中で大変な毎日をお過ごしの事と存じます。

以前、同じ流儀の大先輩より戦時中の能楽の活動について伺った事があります。多くの人々が文化を絶やさない為に激動の時代を乗り越えてきたからこそ、現代に様々なものが受け継がれていると感じました。私もある想いを胸に今年は竜成の会の開催を決めました。

皆様は大津市にある「関蝉丸神社」という場所をご存知でしょうか?

関蝉丸神社は平安時代の琵琶法師・歌人として知られる蝉丸を音曲の神様として祀る神社です。近年老築化している社殿の修復に向けて2017年に「関蝉丸神社芸能祭」が立ち上がりました。
当初よりご縁を頂き2019年に「関蝉丸神社芸能大使」の特命を受け、何かお力になれる事はないかと考えておりましたが、この度「関蝉丸神社勧進能」として竜成の会を開催しようと思います。

勧進能とはいわゆるチャリティー公演の事です。今回の売上の一部と、ご参加頂いた皆様の名簿を関蝉丸神社に寄進させて頂きます。能楽を通じて関蝉丸神社にまつわる日本文化と、皆様の日常をつなげる事が出来れば幸いに存じます。

当日は関蝉丸神社の橋本匡弘宮司にお越し頂き、お祓いの儀式から勧進能を開催します。感染防止対策の観点から座席を半分に減らしての開催となりますが、同時にインターネットを使ったライブ配信も試みます。日常と能の世界、能楽堂とライブ配信……時間や空間を超えてお楽しみ下さい。皆様のご参加・ご来場を心よりお待ち申し上げます。
 

宇髙竜成

番組 

【修祓の儀】 関蝉丸神社 橋本匡弘宮司
【ご挨拶】 宇髙竜成
【対談】 橋本匡弘宮司 宇髙竜成
  

仕舞 蝉丸 道行

【シテ】 羽多野良子
【地謡】 宇髙竜成 惣明貞助 向井弘記 湯川稜
 

狂言 伯養

【勾当】 茂山忠三郎
【琵琶貸】 山口耕道
【座頭】 山本善之
【後見】 岡村宏懇
 
<休憩30分>
 

能 竹生島 女体

【シテ】 宇髙竜成
【ツレ】 宇髙徳成
【ワキ】 岡充
ワキツレ】 有松遼一 原陸
【間狂言】茂山忠三郎
 
【笛】 赤井要佑
【小鼓】 林大和
【大鼓】 森山泰幸
【太鼓】 前川光範
 
【後見】 金剛永謹 廣田幸稔 豊嶋幸洋
【地謡】 松野恭憲 種田道一 金剛龍謹 廣田泰能
今井克紀 豊嶋晃嗣 重本昌也 山田伊純
 
<終了予定 午後5時

番組

【修祓の儀】
関蝉丸神社 橋本匡弘宮司
【ご挨拶】 宇髙竜成
【対談】 橋本匡弘宮司 宇髙竜成
  

仕舞 蝉丸 道行

【シテ】 羽多野良子
【地謡】
宇髙竜成 惣明貞助
向井弘記 湯川稜
 

狂言 伯養

【勾当】 茂山忠三郎
【琵琶貸】 山口耕道
【座頭】 山本善之
【後見】 岡村宏懇
 
<休憩30分>
 

能 竹生島 女体

【シテ】 宇髙竜成
【ツレ】 宇髙徳成
【ワキ】 岡充
ワキツレ】
有松遼一 原陸
【間狂言】茂山忠三郎
 
【笛】 赤井要佑
【小鼓】 林大和
【大鼓】 森山泰幸
【太鼓】 前川光範
 
【後見】
金剛永謹 廣田幸稔 豊嶋幸洋
【地謡】
松野恭憲 種田道一 金剛龍謹
廣田泰能 今井克紀 豊嶋晃嗣
重本昌也 山田伊純
  
<終了予定 午後5時

解説

仕舞「蝉丸 道行」

関蝉丸神社の関というのはかつて山城国と近江国の国境の関所「逢坂の関」の事です。「逢坂」も「逢う」という意味があり、能「蝉丸」は逢坂山に捨てられた盲目の皇子・蝉丸と姉宮の逆髪が偶然にも出逢う、という物語です。仕舞「蝉丸 道行」では姉宮の逆髪が、都を立ち出で逢坂の関に辿り着くまでの道のりを謡と舞で表現します。
 
【みどころ】
「花の都を立ち出でゝ…」という謡い出しから始まり、加茂川・白川・粟田口・音羽山・山科と現在と同じ地名を逆髪は進んで行きます。また謡の中にそのまま取り入れられている紀貫之の歌「逢坂の関の清水に影みえて 今やひくらん望月の駒」にある関の清水の旧跡は関蝉丸神社の境内にあります。
 

狂言「伯養」

近々都で琵琶の法会があるという事で、良い琵琶を持っている檀那(アド)のところへ、師匠の壊れた琵琶の代わりを求めて、座頭の伯養がやって来ます。そこへ偶然にも勾當(シテ)も琵琶を借りに来ます。伯養が先に借りる約束をしたのですが、勾當は自分の方が位が高いからと言って無理にでも借りようとします。挙句に喧嘩になったので檀那の提案で盲目の二人は相撲でカタをつける事になりますが……。
 
【みどころ】
琵琶を奏でる盲目の法師・琵琶法師には位が与えられ、上から「検校(けんぎょう)」「別当(べっとう)」「勾當(こうとう)」「座頭(ざとう)」と呼ばれたそうです。蝉丸は伝説的な琵琶法師で、やがて歌舞音曲の神として多くの芸能者たちから信仰されています。
 

能「竹生島 女体」 

 醍醐帝の臣下が竹生島に参詣しようとして、琵琶湖畔へ来ると、漁翁が海女を乗せて釣舟を漕いで来るのに出会います。臣下はこれに便船を頼んで、湖畔の景色を眺めながら、やがて竹生島に着き、漁翁に案内されて明神に参拝します。臣下は海女も一緒に社前にお参りに来るのを見て「この島は女人禁制ではないのですか?」と不審に思い尋ねると、二人は「弁才天は九生如来の御再誕でしかも女体の神であるから、女人こそ参るべき聖地なのですよ。」と答えて、女は社殿に入り、漁翁は水中に入ります。その夜、弁財天が出現して舞を舞い、龍神もまた現れて、金銀珠玉を臣下に贈り、衆生済度国土守護の誓いを顕します。
 
【みどころ】
衆生済度(しゅじょうさいど)はこの世界の生きとし生けるものを助け、導くという神仏の誓いで、様々な姿を借りて人の前に現れます。この竹生島では人々の願いを叶える弁財天と下界を守護する龍神が登場します。今回の「女体」という小書演出では、常は龍神が主役なのに対し、弁財天が主役になるという演出になります。弁財天は琵琶を持っていて、蝉丸さんと同じく音曲の神様でもあります。
 

公演概要

第六回 竜成の会
「竹生島 女体」
関蝉丸神社勧進能

 

令和3年11日(日)
午後2時 開演(午後1時開場)

金剛能楽堂

京都市上京区烏丸通中立売上ル
□地下鉄「今出川」駅から徒歩5分
□駐車場はございませんので、京都御苑の一般駐車場をご利用ください

 

 チケット

【チケット発売予定日】

令和3年12日(土)午前10時〜
  
 

【チケット取扱い】

■来場者チケット >>
■オンライン鑑賞チケット >>
 
 

【料金】

全席指定席

□特等席: 20,000円
□一等席: 15,000円
□二等席: 10,000円
□三等席:   8,000円
 
□親子シート:8,000円/2名~(1人増えるごとに4,000円プラス)

  • 6歳以上のお子様(お孫さんも可)とご一緒にお座り頂けるお席です。お子様やお孫さんと一緒に、生の芸術体験をどうぞ。二階席は親子シート限定エリアですので、リラックスしてご覧下さい。

 
□次世代シート:4,000円(枚数限定)

  • 次世代の能楽ファンを育てる目的でご用意しました。お能を初めてご覧になる方、学生の方、舞台芸術を志す方、これらの条件に一つでも当てはまる方がお買い上げ頂けます。(証明書等は不要)
 
□ライブ配信:2,000円(アーカイブ動画を1ヶ月間視聴可能)
  • 本公演をライブ配信でご覧頂けます。また終演後1ヶ月間、見逃し配信としてアーカイブ動画をご視聴頂けます。
  • ※本動画は当日ご来場の方もご視聴頂けます。

 

▶︎チケット売上の一部を寄進者名簿とともに関蝉丸神社へ奉納します

 

座席によって配信映像に映り込む場合がございます。チケット購入時にお座席をご確認のうえ、お買い求めください。

※当日券は残席がある場合のみ販売いたします
※新型コロナウイルス感染防止の観点より座席数を半分に減らしての上演となります
※ご来場の際は、体調管理・マスクの着用・入場時の検温・消毒にご協力下さい

 

 

スタッフ

映像配信・WEB製作:株式会社 華新
テクニカルディレクター:土井新二朗(株式会社 華新)
制作:清水翼(KANKARA Inc.)
協力:関蝉丸神社芸能祭実行委員会 伏木啓
 

公演概要

第六回 竜成の会
「竹生島 女体」
関蝉丸神社勧進能

令和3年7月11日(日)
午後2時 開演(午後1時開場)

金剛能楽堂

京都市上京区烏丸通中立売上ル 
□地下鉄「今出川」駅から徒歩5分
□駐車場はございませんので、京都御苑の一般駐車場をご利用ください

 

チケット

【チケット発売予定日】

令和3年6月 12 日(土)
午前10時〜 
 

【チケット取扱い】

■来場者チケット >>
■オンライン鑑賞チケット >>
 

【料金】

全席指定席

□特等席: 20,000円
□一等席: 15,000円
□二等席: 10,000円
□三等席:   8,000円  
 
□親子シート:8,000円/2名~
(1人増えるごとに4,000円プラス)
  • 6歳以上のお子様(お孫さんも可)とご一緒にお座り頂けるお席です。お子様やお孫さんと一緒に、生の芸術体験をどうぞ。二階席は親子シート限定エリアですので、リラックスしてご覧下さい。

 
□次世代シート:4,000円(枚数限定)

  • 次世代の能楽ファンを育てる目的でご用意しました。お能を初めてご覧になる方、学生の方、舞台芸術を志す方、これらの条件に一つでも当てはまる方がお買い上げ頂けます。(証明書等は不要)

 

□ライブ配信:2,000円(アーカイブ動画を1ヶ月間視聴可能)
  • 本公演をライブ配信でご覧頂けます。また終演後1ヶ月間、見逃し配信としてアーカイブ動画をご視聴頂けます。
  • ※本動画は当日ご来場の方もご視聴頂けます。

 

▶︎チケット売上の一部を寄進者名簿とともに関蝉丸神社へ奉納します

 

座席によって配信映像に映り込む場合がございます。チケット購入時にお座席をご確認のうえ、お買い求めください。

※当日券は残席がある場合のみ販売いたします
※新型コロナウイルス感染防止の観点より座席数を半分に減らしての上演となります
※ご来場の際は、体調管理・マスクの着用・入場時の検温・消毒にご協力下さい

 

 
スタッフ

映像配信・WEB製作:株式会社 華新
テクニカルディレクター:土井新二朗(株式会社 華新)
制作:清水翼(KANKARA Inc.)
協力:関蝉丸神社芸能祭実行委員会 伏木啓
 

歌詞テキスト・現代語訳付き謡音源

公演に先立ち、歌詞テキスト・現代語訳付きの謡音源ファイルをご用意しております。事前にお聞き頂く事で、お能の台詞が聞き取りやすくなり、また、公演終了後もお楽しみ頂く事ができます。

タツシゲの会

宇髙竜成 後援会「タツシゲの会」
(年会費:無料)

タツシゲの会では、公演の前に解説をお送りしたり初心者の方にも楽しめるワークショップを開催し、様々な日本文化を楽しむきっかけを創り出します。伝統文化に対する難しいイメージや、参加するまでに当たる様々な障壁や不安を取り除きます。タツシゲの会を通じて幅広い日本文化をお楽しみ頂き、その体験をシェアして頂く事が本会にとってご後援を賜る事に繋がります。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

お問い合わせ

タツシゲの会事務局

Mail  info@tatsushigenokai.com(24時間)
TEL. 090-9693-2044(平日正午〜午後6時)
※お電話に出られない場合は折り返しご連絡致します
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