第七回 竜成の会 関蝉丸神社勧進能 蝉丸【令和4年8月28日】

宇髙竜成 近景

チケット発売日

73(日)

午前10時~

チケットのご購入

teket

関蝉丸神社勧進能
第七回 竜成の会

蝉丸

詳細

  • 日時
    令和4828(日)午後2時開演(午後1時開場)
  • 場所

    金剛能楽堂

    京都市上京区烏丸中立売上ル 「今出川」駅から徒歩5分 

    ※駐車場はございませんので、京都御苑の一般駐車場をご利用下さい

  • 入場料
    座席区分図
    • 特等席
      18,000
    • 一等席
      12,000
    • 二等席
      8,000
    • 親子シート
      8,000円(2名分)

      ※1名追加につき4,000円
      6歳以上のお子様(お孫さんも可)とご一緒にお座り頂けるお席です。お子様と一緒に本物の芸術体験をどうぞ。二階席は親子限定シートなので、リラックスしてご覧下さい。

    • 次世代シート
      4,000

      次世代の能楽ファンを育てる目的でご用意しました。お能を初めてご覧になる方、学生の方、舞台芸術を志す方、これらの条件に一つでも当てはまる方がお買い上げ頂けます。(証明書等は不要)

    チケット売上の一部を寄進者名簿とともに関蝉丸神社へ奉納します

より楽しみたい方へ

公演に先立ち、歌詞テキスト・現代語訳付きの謡音源ファイルをご用意しております。
事前にお聞き頂く事で、お能の台詞が聞き取りやすくなります。
また公演終了後もお楽しみ頂くことが出来ます。

チケット発売日

73(日)

午前10時~

チケットのご購入

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宇髙竜成 後援会タツシゲの会

(入会金・年会費:無料)

年に一度の竜成の会のご案内の他に、定期的にYouTube竜成の会チャンネルを通じた文化情報の発信や、
宇髙竜成の公演情報をお知らせします。また本年より会員限定の竜成の会のチケット先行予約も致します。
是非この機会にご入会下さい。

関蝉丸神社勧進能
第七回 竜成の会

蝉丸

プログラム

  1. 修祓ノ儀

  2. 対談
    橋本匡弘宮司 × 宇髙竜成
  3. 舞囃子「絃上」
    • シテ
      金剛龍謹
    • 森田保美
    • 小鼓
      林大和
    • 大鼓
      谷口正壽
    • 太鼓
      前川光範
    • 地謡
      豊嶋晃嗣 宇髙竜成 宇髙徳成 惣明貞助 向井弘記
  4. 狂言 「水掛聟」
    • シテ
      茂山忠三郎
    • アド
      山口耕道
    • アド
      山本善之
    • 後見
      小斉平真路
  5. (休憩三十分)

  6. 能「蝉丸」
    • シテ
      宇髙竜成
    • ツレ
      宇髙徳成
    • ワキ
      有松遼一
    • ワキツレ
      岡充
    • ワキツレ
      原陸
    • 間狂言
      茂山忠三郎
    • 杉信太朗
    • 小鼓
      林大和
    • 大鼓
      谷口正壽
    • 後見
      金剛永謹 廣田幸稔 豊嶋幸洋
    • 地謡
      今井清隆 種田道一 金剛龍謹 廣田泰能 今井克紀 豊嶋晃嗣 重本昌也 山田伊純
  7. 終了予定 午後五時半頃

ご挨拶

昨年7月に開催されました「第六回竜成の会」では、関蝉丸神社勧進能として「竹生島 女体」を勤めさせて頂きました。大変な状況の中にも関わらず多くの方にお力添えを賜り、本年1月には関蝉丸神社へ売上金の一部を無事に寄進する事が出来ました。本当に有難うございました。

今年も引き続き関蝉丸神社勧進能として竜成の会を開催致します。今年は関蝉丸神社の御鎮座1,200年という大きな節目の年という事もあり、能「蝉丸」を勤めさせて頂きます。当日のシテの面「十寸髪」は姉・景子が制作したものを使用し、ツレの蝉丸役は弟・徳成が勤めます。三姉弟力を合わせてこれからしっかりと準備をして参ります。

また関蝉丸神社の橋本匡弘宮司様にはご多忙の中お越し頂き、御祈祷から勧進能を始め、蝉丸神社の歴史などを対談を通して伺う予定です。皆様のご来場・お力添えを心よりお待ち申し上げます。

竜成の会 代表 宇髙竜成

宇髙竜成 近景

能楽師シテ方金剛流/昭和56年生まれ
二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇髙通成に師事。
初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。平成27年より自主公演「竜成の会」を主宰。平成29年よりYoutube「竜成の会」チャンネルで動画配信を開始し、より幅広く普及活動に勤める。令和元年「関蝉丸神社芸能大使」に任命される。現在京都を中心に活動中。

チケット発売日

73(日)

午前10時~

チケットのご購入

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宇髙竜成 後援会タツシゲの会

(入会金・年会費:無料)

年に一度の竜成の会のご案内の他に、定期的にYouTube竜成の会チャンネルを通じた文化情報の発信や、
宇髙竜成の公演情報をお知らせします。また本年より会員限定の竜成の会のチケット先行予約も致します。
是非この機会にご入会下さい。

お問い合わせ

タツシゲの会事務局
E-mail
(24時間)
TEL
090-9693-2044090-9693-2044(受付平日12時~16時)

お電話に出られない場合は折り返しご連絡いたします

  • 入場時のマスクの着用と検温・消毒にご協力ください。
  • 当日券は、残席がある場合のみ販売いたします。

舞囃子 絃上(けんじょう)

解説

平安時代に唐から伝わった「獅子丸」「絃上」「青山」という三面の琵琶の名器がありました。そのうちの「獅子丸」はその音色の美しさに聞き惚れた海底の龍神が、竜宮へ取ってしまったそうです。そのおよそ三百年後……琵琶の名手である藤原師長(ふじわらのもろなが)はもはや国内では自分の琵琶の奥義を極める事ができないと思って、唐に渡ろうとします。

師長は須磨の浦で伝説的な琵琶の名手・村上天皇の霊と出会い、自分の琵琶の未熟さを痛感します。やがて村上天皇は龍神に命じて竜宮から「獅子丸」を取り寄せ師長に弾かせ、自らは愛器「絃上」を弾じて奥義を伝え、師長は「獅子丸」を携え、気持ちを新たにして都へ戻ります。

みどころ

今回の舞囃子では、龍神が海底の竜宮から「獅子丸」を持参する場面を謡うところから始まります。龍神の力強いテンポから一変して、村上天皇の霊のゆったりとした気品のある「早舞」になります。舞を終えると村上天皇は八匹の龍が運ぶ空飛ぶ車に乗り、師長も空飛ぶ馬に乗って都へと帰ります。「蝉丸」と同じ琵琶が登場する演目ですが、静かな「蝉丸」に対して舞の見所の多い演目です。

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狂言 水掛聟(みずかけむこ)

解説

聟と舅(しゅうと)は隣り合った田んぼを持っています。日照りの続くある日、田に引く水の取り合いで口論となった二人は、互いに自分に都合の良い理由を述べて田に水を引こうと争います。そして聟がうっかり舅の顔に泥水を掛けてしまい、それがきっかけとなり水の掛け合いが始まります。果ては仲裁に入った妻(舅から見て娘)までも巻き込んだ争いに発展してしまいますが、果たしてどんな結末が待っているのでしょうか。

みどころ

一説にはこの狂言が「水かけ論」の由来になっているとかいないとか。双方が互いの自説にこだわり、いつまで経っても結論に達しない議論……そんな争いが狂言というフィルターに通して描かれると面白おかしいヒューマンドラマに変わります。夏の日差し、水の冷たさ、稲や土の匂いのする狂言をお楽しみください。

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能 蝉丸(せみまる)

解説

醍醐天皇の第四皇子蝉丸の宮は幼少の頃より盲目の身でした。ある日、帝は臣下の藤原清貫(ふじわらのきよつら)に命じて蝉丸を逢坂山に捨てさせます。清貫は「帝のお考えがどうしても理解できない」と嘆くと、蝉丸は「これは前世から背負っている罪や業から私を助けようとする父帝の御慈悲である」と言って清貫を気遣います。やがて清貫は泣く泣く宮の髪を剃り、蓑・笠・杖を与えて都へ立ち帰ると、一人残された蝉丸もさすがの淋しさに琵琶を抱いて泣き伏すのでした。

やがて蝉丸が捨てられた事を聞いて、都から源博雅(みなもとのひろまさ)が訪ねて来ます。博雅は蝉丸が雨露をしのげる様に、と藁屋をしつらえて蝉丸のお世話をします。

ここにまた第三皇女・逆髪(さかがみ)の宮という蝉丸の姉宮がいました。彼女も前世の業因ゆえか心乱れ、その髪は逆様に生い上っています。逆髪は都を彷徨い出て、逢坂山に着くとみすぼらしい藁屋の中から気高い琵琶の撥音が聞こえてきます。逆髪は「どうしてこんな所から素晴らしい琵琶の音がするのか」と不思議に思いながらも何故か懐かしさを覚えます。そして立ち寄り藁屋の中を覗くと、その中には変わり果てた弟の宮の姿がありました。姉弟二人はこの不思議な巡り合せに、お互いの不運を嘆き合いますが、やがて名残を惜しみながらも逆髪は逢坂山を立ち去るのでした。

みどころ

逆髪は物語の中で……例えば花の種は地面に埋もれているが、生い茂った枝となって空に向かって上って行き、月は天空に掛かっていながらも、その影は深い水底に映っている。そのいずれが順・逆であると言う事ができようか。……と言います。この言葉が表すように世の中は様々な多様性に満ち溢れていて、立場や状況によって人や物事は順逆と言った二元論では言い表せないものだと思います。私達を含め、そんな複雑な世界で必死に生きる登場人物達の姿をご覧ください。

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