能を観る

「観能図屏風」神戸市立博物館蔵

「観能図屏風」神戸市立博物館蔵

能楽650年の歩み

天正16年(1588年)の能楽の様子。
豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇を招いた時のものとされる。
侍、着物を着飾った女性達、キセルを吸う南蛮人が描かれている。

これからの能楽 

能はその昔、ストリートパフォーマンスでした。とりわけ芝の上で演じられ、演者と観客が芝の上にいる事から「芝居」という言葉が生まれました。
また、秀吉の時代には能舞台のデザインが生まれ、明治時代にはオペラハウスの影響を受け、室内の能楽専門の劇場「能楽堂」ができました。
650年の時代の流れの中で様々なスタイルを生み出してきた能楽。
これからの能楽を創り出すのは現代に生きている私達です。
 

能を観るためにはどうすればいいの?

能は主に「能楽堂」という能専用の劇場で上演されています。近くの能楽堂を調べたり、大きな能楽堂のホームページに行くと、公演の情報が掲載されています。能は「一期一会」を重んじる為、歌舞伎公演とは違い、同じ演目を連日上演する事がありません。舞台は役者にとっても「一期一会」。これが最初で最後の演目になるつもりで演じています。中には何十年に一回しか上演されない演目もあります。そこに巡り合えるかどうかはあなたの運次第です。
 
まず、日程や料金など公演の情報をチェックしましょう。
また演目のあらすじを事前に調べると、よりわかりやすく楽しめると思います。
 
服装は着物じゃないとダメというわけではありません。舞台から見る限り半分以上は洋服の方です。過ごしやすい春・秋は、着物でお出かけ→ランチ→お能を観る。なんて中々お洒落だと思います。
 
年に数回上演される「定期公演」は様々な曲が上演されます。会員になれば割引サービスもあります。
「薪能(たきぎのう)」は野外で行われる能です。夕暮れから段々暗くなるにつれて、薪の篝火が揺らめいて、幻想的な雰囲気になります。
 
お能の音楽からはα波が出ているそうです。眠たくなって寝るのもアリ(笑)
まずは自分の楽しみ方をみつけてみましょう。

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